2015年8月12日水曜日

アンドロイドに脆弱性

今年の3月24日付でスマートフォン(スマホ)などに使われる米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」で重大なセキュリティー上の欠陥(脆弱性)があると米セキュリティー大手が指摘したばかりであるが、またしてもアンドロイドにセキュリティ上の脆弱性があることがわかった(8月6日付の日経産業)。

集荷された95%の9億5千万台が影響を受ける。写真屋ビデオ、音声メッセージを再生する「Stagefright(ステージフライト)」に複数の脆弱性が見つかったと言う。SMSで受信しただけで感染するそうだ。


一応の対策

アンドロイド2.2以降が対象端末となる。グーグルは修正ソフトを配信しているようだが一部に留まっているようだ。マカフィーなどがメッセージの自動再生機能を無効化し最新版のOSに甲寸する事を呼びかけているようだ。


今後の課題

この手の話はいたちごっこでもあるが、今後IOT(Internet of Things)時代に大きな問題となってくる。自動車の自動運転にしてもIT化やネット化が進むと乗っ取りなど人命にかかわる課題にもなってくる。便利になるのは良いが、このような脅威に対する対策方針を明確にしておく必要があるだろう。リコール同様以上の仕組みで常に監視し即時に対応する仕組みが確立しない限り普及は難しいのかもしれない。これはある意味インフラ的対応で国家いや国際的な監視組織がいるかも知れない。


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