2013年9月28日土曜日

航空機でネット接続拡大しているようです

飛行機内でネットができる環境が増えて来ました。スマートフォンの普及によりリクエストが増加したためだそうですが、高速で飛ぶ飛行機で安定した無線を維持するのは大変な技術です。

航空会社のサービスの質が変わってきた言えます。これまでは航空会社の差別化は飲食に関するものが多かったと思いますが、最近は情報の提供・環境サービスレベルで評価されると言う事です。いわゆるビジネスジェットのLLCでは特にこの傾向は顕著でしょう。仕事をするために利用する訳ですから、WiFiが使えるかどうかは大きな違いになります。

思い立ったらメールをしたり、これから行く場所への指示、依頼など急に変更がしたいときなど便利この上ないでしょう。

通信の方法は大きく2つあます。①衛星を使うもの、②地上設備をつかうもの、です。米国で後者の方式(②)の米ゴーゴーの機内Wi-Fiが普及しているようです。米ヴァージン・アメリカは、通信速度が従来の約6倍の高速サービスを14年後半から始める。地上のアンテナと衛星を組み合わせるゴーゴーの次世代システムを採用。保有する53機すべてに段階的に導入する」2013/9/28付日本経済新聞 朝刊

これらのサービスは、スマホの普及により実施されているものとの解釈ですが、スマホが普及したことにより、仕事のやり方が変わってきているとも言えます。これまでなら機内で携帯電話も使えませんし、発着時は電子機器はオフにするのが常識でした。しかし機内でビジネスするなら、資料を見直したりPCで作成したり、に加えて、情報のタイムリーな遣り取りが重要になったと言えます。

スマホは利便性を向上させたとともに、経営のスピードアップを促しました。これは好むと好まざるとに係わらず、その方向に流されてる事は確かです。これまでのような機内の過ごし方をしていると、ライバルにしてやられるかも知れません。最近毎日のように行われた大型買収などは、じっくり且つスピーディに対応しないと実現できない難しい仕事です。これまでにないスピードで意思決定を早め、行動に反映させるためには機上といえどもネットが使えることがMustになってきたと言えるでしょう。

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