2014年4月7日月曜日

グーグル、モジュール式携帯「Ara」プロジェクトの動画を 公開

「Googleは、ユーザーがスマートフォンを自作できるようになる未来を垣間見せる動画を公開した。Googleはこのほど、同社の「Advanced Technology and Projects」(ATAP)グループの一部メンバーを紹介する短い動画を公開した。登場するメンバーは、「Project Ara」を手がけている面々だ。」(2014/04/05 Cnet)



もともと以前買収していたモトローラがカスタマイズできるスマホ「Moto X」を研究していたが、それを進化させたものらしい。ATAPグループは、Motorola MobilityがLenovoに買収された後も、Googleに在籍したままだという。

面白いのは、コンポーネントをつなぎ合わせるのに永電磁石を用い、各ピースを一回の通電で固定するといった技術だ。

こうなるとPCがユーザーにカスタマイズされたようにスマホも独自の仕様で使う事ができるようになる。となると以前のMacがそうであったように、ブラックボックスと化してアップルの製品の範囲内で使う事になる。アップルはハードメーカーではあるが、独自の最適解を提示してくれるものの、ヘビーなユーザーにはWindowsが好まれたように、また終熄方向に向かわないよう舵取りが必要だろう。

マイクロソフトのWindowsOSの無償化に踏み込んだ。アップルもこれはと言う所とタイアップしてiOSを提供してはどうだろう。その際Freeであるかどうかは別として、他のメーカーが扱えるようになる事が大事だ。今時一社だけの技術で革新的な方向を目指すのは至難の技である。あの巨大自動車メーカーでさえ、国際協力を始めて進歩を共有している。

Googleのこの構想は、これからではあるものの、いつもながらのワクワク感となって伝わってくる。一層のおもしろ製品を世にだして欲しい。

2014年4月6日日曜日

6秒動画「Vine」、動画メッセージ機能を追加

 米Twitter(ツイッター)の6秒ビデオ共有サービス「Vine」は現地時間2014年4月3日、ビ
デオ付きダイレクトメッセージ機能の提供を開始した。Vineビデオを添付したメッセージを非公開で友達に送信できる。(2014/4/5 6:30 日本経済新聞 電子版


米Twitterの子会社で「Vine」を運営するVine Labsは、特定の1人に対しVine動画を非公開で送れる機能「Vine Message」を発表した。iOS 6以上、Android OS 4.0以上に対応の最新版に搭載されている。2日前から(4/4)から無償でダウンロードできる。



これがまた結構面白い。ライブ配信できるツイキャスと共通するテイストがあるが、流行の短時間動画には、YouTubeにはないメッセージ性が感じられる。相手はVineユーザーでなくても、アドレス帳に載っていれば、電子メールやショートメッセージングサービス(SMS)経由で送信できる。複数の相手に一斉送信できるが、やりとりはグループではなく1対1となる。YouTubeでもVineのBestが上がっている。↓





Vineの6秒動画をVine Messageとして送信するには、
  • ①Vineメニューからメッセージを選択し、友達を選択する。
  • ② フォロワーでない人にはアドレス帳から選択するか、直接メールアドレスか電話番号を入力する。(この機能も特徴として上げられる)
特定の人との遣り取りができるので一般に公開される事はないし、メッセージを受けとりたくない人は「Other」として、これをOffにすれば良い。その意味では、ビジネスでも特定のメンバーにちょっとしたコメントを送る事も可能。このようなツールは今後メールを補完する形で、TwitterやLINEと一緒に使われて行くと思われる。

コミュニケーションは相互の意思疎通が目的であるから、いち早くこれらのTOOLを使いこなした組織は、他に先んじた効果をもたらす可能性が高い。いつまでもメールで余計な文言を含めて遣り取りしていては、時間に無駄になる。

2014年4月4日金曜日

脱迷宮に本気のマイクロソフト OS無償化とクラウド戦略 ビジネスモデルを変える!

「マイクロソフトは現地時間2日から、米サンフランシスコで開発者向け会議「BUILD(ビルド)」を開催している。この初日の基調講演で明らかにされたのが「ウィンドウズフォンと小型タブレット向けウィンドウズの無償提供」だ。」(2014/4/4 7:00 日本経済新聞 電子版

http://www.neowin.net/news/tags/build_2014

4月2日より米Microsoftの開発者会議「BUILD 2014」が開幕されているが、初日でOSが無償であるとの発表があった。9インチ以下との事ではあるが、これは画期的な戦略で、これまでバンドルされたOSのライセンス料で莫大な収益を上げてきた。

最初見たときは、Windows Mobile用のOSかと思いきや、本物を展開させるらしい。Googleが無償でAndroidを出して、iOSを抜いてトップに躍り出た事を辿る方法ではあるが、なんと言ってもOffice使える環境は、少なくとも企業向けには大きなメリットをもたらすだろう。何故ならWindows搭載のタブレットが安価に各社から提供されるからである。

マイクロソフトは「OSを各社メーカーが容易に搭載できるようにバードルを下げた仕様にする」など地道に道筋を作ってきた。その意味では振って沸いた訳ではない。しかし明確に新CEOがこれを言ったのは、生まれ変わる事の宣言とも言える。ではマイクロソフトは何で稼いでいくのだろう。Xboxもあるだろうが、やはりクラウド戦略であろう。

Googleが無償提供した為、各社メーカーがコストを押さえた、アップルに対抗できるスマホを作る事ができた。結果として搭載数ではトップに躍り出た。これに真似てシェアを拡大するつもりだろう。シェアが広がれば、オフォスも当然使われるのでクラウド提供のOffice365は実質有償で使われる事になる。しかしクラウドはこれだけでは無い。

ここで別の記事になるが、東京工科大学が業務システムの全てをクラウドに移行すると昨日3日に発表している。ここで使われるクラウド環境は「マイクロソフト、アジュール」である。


クラウドサービスではアマゾンのAWSが群を抜いているが、ビジネスでのクラウド環境提供はGoogleは後塵を拝している状態である。ASWを追撃しているのはむしろIBMなどの巨大企業である。

しかしシェアはアマゾンを除いては、拮抗しておりまだここで存在感を出す事は可能な状態である。ここにマイクロソフトは目を付けていて、虎視眈々とチャンスを伺っていたように思える。アズールの名前自体は数年前から出されていたが、積極的な広告宣伝は今年になってから激しさを増している。

静岡大学が業務システムの殆どをクラウドに移行したのは記憶に新しい。同大の井上春樹情報基盤センター長は、「情報を暗号化すればクラウドの方が安全で効率的」とまでも言っている。大学でもGoogle mailをオフィシャルで使っている所もあるし、企業より積極的な活用を行っている。企業では、なんと言っても丸紅の例が最近ではセンセーショナルなクラウド全面移行であった。

日経コンピュータ 2014年2月20日号  p.11 

このような例を見ても、業務システムのクラウド移行は加速されると思われる。なんと言っても運用コストの削減や時間の節約にもなる。その上半端なセキュリティより強固なセキュアな環境が得られるとなれば、検討しない方がむしろおかしいだろう。

マイクロソフトの次なる戦略である、クラウドがどこまで成功するかはOffice365をうまく利用する事にかかっているかもしれない。




2014年4月3日木曜日

「41秒」が生んだ5億円効果 スマホ時代の動画活用術

「商品の販促用に制作した、たった41秒の動画が5億円以上の広告効果に――。タイヤのネット通販を展開するオートウェイは2013年11月、冬用タイヤの販促動画を制作してYouTubeに公開した」2014/4/3 7:00 日本経済新聞 電子版

その映像がこれ。これが5億円効果の動画である。




今や静止画や文書だけでは、訴求が難しくなってきているのか、直感的であり分かりやすいものが受けるのだろう。この手法は今に始まったわけでもないが、それだけYouTubeのような動画サイトは見る人が多いと言うことだろう。

大きなアクセスを誇るサイトへの動画投入は確かに、当たれば効果は多いだろうが、検索されやすくする努力も強いられる点は、ホームページと基本的には同じ事だろう。

以下画像は「500ドルで制作した動画をきっかけに口臭対策ブラシの販売数が100万本以上の爆発的なヒットを記録した」(同上)である。



文具や家具の販売を手掛けるプラスジョインテックスカンパニーの母体であるプラスも動画には積極的だ。その為のアプリまで用意している。実際椅子などがどのように使えるかなどは画像を見た方が早い場合もある。新製品で何に使えるかなども実際に使っている所を見せた方が理解されやすいだろう。



これまで動画と言えば、代表的なものがテレビだが、そのテレビは広告収入で成り立っている。しかしこの時代テレビの広告訴求力は次第にネット上の動画に移りつつあると言っても過言では無い。何故ならコストが安いからである。有名な俳優を数千万で使って、広告代理店のこれまた高額な広告作成費を払って企業は商品を宣伝している。それを流すテレビ局にも秒単位、分単位で高額な枠を買って・・・、と考えると、とても割に合わない宣伝コストを思えるようになる。ましてやその高額な宣伝コストを商品にも転嫁されている訳だから、尚更テレビは提供する企業も、購入する利用者も双方にデメリットな媒体に思えてくるだろう。

それでも、まだまだテレビの訴求力は高いと言われているが、実際スマートテレビの売れ行きは今ひとつのようで、売れているのはApple TV、Googleのクロームキャストなどの動画ストリーミング装置である。昨日4月2日にはAmazonが「Fire TV」を発表して一層の激化が期待される。ネットをうまく利用している企業に、これから広告媒体も移動していく感がある。

話を戻せば、動画をうまく活用できれば、ビジネスチャンスがでてくると言う事だろう。しかし目立つ内容でない検索されない。



2014年4月2日水曜日

アップルが買収交渉、ルネサス半導体子会社

「米アップルは半導体大手のルネサスエレクトロニクスと、ルネサスの液晶用半導体子会社の買収交渉に入った。基幹部品の技術者を自社で抱え、高精細で消費電力の少ないスマートフォン(スマホ)の開発を加速する。アップルは外部の部品メーカーに開発を任せて成長してきたが、スマホのシェアが低下するなか中核技術の取り込みに動く」(2014/4/2付日本経済新聞 朝刊)

なんと言っても今日のトピックスは、日経一面トップ記事となった、アップルの買収する「ルネサスエスピードライバ」買収記事だろう。


会社概要によると以下のような企業である
  • 事業内容:中小型液晶向けドライバ・コントローラの設計・開発・製造および 販売・マーケティング
  • 出資比率 : ルネサス55%、シャープ25%、PowerchipGr20%
いま何故買収かと言う事だが、日経の見立てでは、以下のような戦略であると言う。

スマートフォン(スマホ)向けの半導体と基本ソフト(OS)で覇権を握る米クアルコム・グーグル連合に対抗するため、ルネサスエレクトロニクスの子会社株取得に続き、買収戦略を加速させる可能性もある。
関係筋によると、ルネサスは他の複数社とも話し合っており、売却先がアップルになるかどうかは流動的だ。(ロイター2014年 04月 2日 16:58)その意味では、まだ分からない。しかしRSPは、アップルのiPhone用液晶の駆動に使う半導体(液晶表示ドライバーIC)を開発・製造している事もあって、アップルとして他社へ売却されるのをノウハウ流出として、それを食い止める意図もあると推察される。

 アップルはこれまでに多くの半導体企業を買収してきた経緯を考えると、日経見立ての方が積極的ではある。サムスンは自前で液晶表示用半導体事業をもっている事を考えてもあり得るだろう。

しかし自前と言う事は、ペイするだけiPhoneやiPadを売らなければならない。サムスンの半分と言われている販売数を考えるとコストが高くなり、アップル製品はこれまで同様高い製品である事を続ける事になる。基礎技術をしっかり押さえるのは良いが、MacがPowerPCで実際にアドバンテージが取れたかと言えば疑問であり、汎用のIntelを使ってからコストもこなれて、且つ仮想でWindowsが使いやすくなった。


基本も大事だが、Googleのようなワクワク感ある製品を出して欲しい。グラス関連では完全にGoogleにリードされ大きな水を開けられている。買収した半導体会社での成果が製品に活かされている事を一般消費者はどれ程意識しているのだろう。大差ないなら汎用品を使ってハードコストを下げて、OSの安定性や地図ソフトなど実用性あるものへの投資をすることが魅了ある製品への早道だ。そろそろ発想を変えないと・・・・。

2014年4月1日火曜日

ARアプリ開発 容易にするツール

「サイバネットシステムはARアプリの開発基盤「CYBERねっこ」を開発した。玉川大学などを運営する学校法人の玉川学園が4月1日に公開するスマートフォン向けの学校紹介アプリ「TAMAGAWA」の製作に採用された」(2014年4月1日 日本経済新聞 産業 7ページ)

AR技術を使ってアプリを開発することは面倒だが、これを簡単に作る事ができるのが、この開発環境である「CYBERねっこ」になる。サイバネットは可視化システムやCAEなど手がけている会社だ。

今回「TAMAGAWA アプリ」に採用された「CYBER ねっこ」システムは、AR 機能を搭載したオリジナルスマートフォンアプリを開発する際に組み込むフレームワークです。この「CYBER ねっこ」上で開発したアプリでは、「App Store」や「Google Play」を通じてアプリを公開した後でも、サイバネットが取り扱っているAR コンテンツ制作支援ツール「metaio Creator」を使って制作したAR コンテンツを既存のアプリに自由に追加、編集することができるため、アプリ開発の知識を必要とせず、コンテンツ制作者の負担を大幅に削減できます。また、アプリの利用者にとっても、アプリをインストールしなおす必要がないというメリットがあります。http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140401/prl14040112110089-n1.htm




ARがどんな事ができるのかなどに関しては、下記ブログを参照 して欲しい。このような環境が比較的簡単に実現できると言うことである。分かり易さを提供する意味では、グーグルグラスなどでの活用もAR技術が多く活用されている。

NIKKEI AR というサービス

自分の分身 遠隔操作

先般分身ロボットについて書いた所だが、今日のロボットは本当の分身?っぽい。「自分の分身のように手繰れるロボットが注目を集めている。遠くにいても、自分がその場にいる感覚になる。」(2014年4月1日 日本経済新聞 産業 8ページ)

いつくかの大学で研究開発がされているようだ。

千葉大学が開発したロボットは、自分の動きを使えるために、値ルメット型ディスプレー、イヤホン、専用グローブを身につけて操作する。
http://mec2.tm.chiba-u.jp/~namiki/research/MasterSlave/


慶応大学が開発しているロボットは、感覚を得意とするらしい。視覚、聴覚、触覚で、ロボットが感じた手応えを遠隔で体感できる。


これらは主に、災害救助を想定している。爆発物処理や化学工場災害なども想定されている。災害ロボットの協議会で日本がトップになった記事もあった。

ビジネスでも危険な場所はいくつもあるだろう。建設現場や海上、海中作業などで陸上からのアクセスが可能になる。これがAIを搭載して、自立で作業ができるようになれば、ターミネーターのような高度なロボットができるかも知れない。