2015年6月16日火曜日

Pepper(ペッパー)をお利口にするには教育が必要

ソフトバンクの肝いりで誕生したPepperに逢う機会ができた。前回のIBMカンファレンスの会場だったが追記しておきたい事があったので記事にした。会場の展示ブースでも一番人気で人だかりがしていた。


Pepperと写真

「案内の情勢が一緒に写真を撮りませんか?」と言われたのでPepperと並んだ際に「頭をなでるとポーズを取ります」と言うので頭を何度かさすってみた。頭頂部にセンサーがあるようだ。いざ写真を写す段になると、ポーズをしているのは私だけになってしまい、肝心のPepperは不動のままだった。

会場がうるさくて認識が難しいとは思うが、もしくは撮影者が不慣れで何かキーワードを言い忘れたか、いずれにしても認識していなかった。何度かやる内にポーズを取るようにはなった。その後Pepperとは会話もしてみた。お決まりの「こんにちは」には即座に反応した。「Pepperはいくつなの?」と尋ねてみた。しかし無反応だった。質問の仕方も変えてみた「Pepperは何歳なの?」。しかしこれにも無反応だった。想定外の質問だったらしい。

Pepperは子供

Pepperはある意味、これまでのPCのようにクリーンな状態であるようだ。動画にあるように様々な目的でプログラムされ、それに応じた動きをする訳で、何に対しても汎用的に対応する事ができる訳ではない。

しかしIBMのWatsonなどのAI(IBMはAIではなく認知機能と言っている:Cognitive Computingだそうだ)を組み合わせる意図は、クイズチャンピオンに勝った幅広い知能で汎用的な対応ができるような意図があるのだろう。

使い方としては、いろんな汎用的な使い方と言うよりも、まずは個別の目的に応じた動きや反応に対応する事になるのだろう。人間のように各種各様なPepperを育てる事ができるようだ。

開発ツールはこちらから

Pepperの開発を始めてみて

0 件のコメント:

コメントを投稿