2015年4月6日月曜日

Apple Watchをどう活用するか!


Apple Watchの使い方をビデオで紹介します。というメールが飛んできた。使い方の紹介ビデオでこれまでよりも細かな内容になっている。これをどうビジネスで使うかが課題になるだろう。何故ならiPhoneやiPadが個人ユースだけでなく広くビジネスの現場で応用かつ活用されているからである。より早く合理的な利用方法を考えれば、専用端末よりも格段に安い仕組みを考える事もできコストの削減を可能にする。iPadにおけるレジスター機能、iPhoneよるバーコードリーダー読み取りによる棚卸の合理化など枚挙に暇が無い。


Apple Watchによる現場管理


私が注目しているのは「ビジネス現場で使えそうだ」という点である。数あるウェラブルデバイスでやはり操作性は優れているように思われる。この操作性を活かした方法として、生産現場での使い方を考えている。日経コンピュータによる「超エクセル」特集が組まれたのが約1年半まえだが、その時に事例にでていたヤマハ楽器では、現場の生産状況を把握するために、生産日報のEXCEL手入力からMotionBoradを利用した方法に変更した。

① 前者は生産が終わってから生産日報を作成するため、当該作業に非常に多くの時間を取っていた。
② これに換えて現場の工程毎に完了した時点でiPadの画面から当該作業の完了ボタンを押すだけにした。

①では生産が終わってからしか現状が把握出来ないが、②では生産の途中で状況がわかるため、タイムリーに生産支援など現場を迅速にサポートする事ができた。というものである。またこれらの対応に年間試験試用だけで1000万円の削減ができたと言う。

これまでのデバイス利用よりもっと細かなデータを取得する事ができる。


これをApple Watchに置き換えてみると、今度は個人毎の生産性を把握する事ができるようになる。コンサルティングをやっていると現場での時間集計が困難な状況があることがわかる。これを取得する為には現場の負荷がかかることが多いからだ。しかし一人一人がApple Watchを持っていれば、作業環境時に画面をタッチして終わる事ができる。生産指示変更通知などもApple Watchを通じて生産管理部かどから発信する事もできるので迅速な対応が可能になる。

特に多機能工や複数ラインを担当する作業者の状況は把握しらいが、Apple Watchは一人一つなのでiPadの様な作業で一台より細かい単位で利用する事ができる。

センサーを使えば良いと言う話もあるが、現場の作業は画一でできる所とそうでないものがあるし、センサーでは生産指示などを個人個人に出す事はできない。双方向通信ができて成り立つのでセンサーより合理的である。ラインが変更になってもApple Watchは人が付けているのでセンサーのように再設置は要らない。

この時に重要なのは、現場で如何に簡単に扱えるかだ。これまでのAndroid系のWatchに比べて操作が簡単に使えそうな機能をもったApple Watchは現場でも十分活用する事ができそうだ。導入に当たっては、パイロットモデル工場を選定して実施してみると効率か課題が輪分かってくるだろう。

どなたか一緒にやりますか!

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