2013年11月8日金曜日

ITを活かしたすごい物流の仕組み 新ビジネス

物流×IT=新規ビジネス

ヤマトホールディングスが10月、羽田空港の隣で巨大物流拠点を稼働させた。目的は企業物流の機能強化だ。ITを活用して部品在庫を適時適切に配送するなど、新たな物流需要を生み出そうとしている。佐川急便や日本通運も、ITをビジネス拡大の中核に据えている。
(物流×IT=新規ビジネス:日経コンピュータDigital)

ヤマトは以前からITを駆使した業務を遂行していたが、ここに来て巨大拠点を作って物流の効率化を推進させるようだ。自ら部品を調達して、メーカーに組み立てにJITで納入する仕組みを構築しているようだ。



これはメーカーの倉庫管理を効率的に請け負う新しい仕事だ。メーカーも自社で部品在庫を持たずに済むので圧縮ができる。かつ納品が短時間で行われるので生産スピードを上げることができる。これを可能にしたのが「FRAPS(フリー・ラック・オート・ピック・システム)」と呼ぶ、ヤマト独自の最新物流システムである。東京エレクトロンや東芝の子会社などが利用しているようだ。


佐川では面白い業務に着目している。一旦運こびこんだ情報を利用する方法である。これを静脈物流というが、ここに着目したのは面白い。搬入とは逆に運んだ所から、どこに返せば良いかが分かる。この中間で佐川ではPCのメインテナンスなども請負修理を延長保証の中で実施するサービスを考案した。一々修理工場まで持ち込まなくても物流内で完結する仕組みである。メーカからの請負など需要はあるはずだ。



日通は一番横道な預かった企業の製品などが今どのうような状態にあるかを提供するシステムである。陸海空のすべての状況が分かるというのはこれまでになかった。400社が利用しているそうなので、利便性は高そうだ。









参考書籍


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