2013年10月17日木曜日

自動運転が脚光を浴びる

 最新のIT(情報技術)を使って車の安全運転や交通渋滞の解消などを目指す「ITS(高度道路交通システム)世界会議」が10月14日から東京ビッグサイト(東京・江東)で始まった。今回目玉となったのは車の自動運転技術や、交通情報などビッグデータの活用だ。こうした分野では最近グーグルなど米IT企業の躍進が目立っているが、展示会場を歩いてみると自動車分野を中心に培ってきた日本の技術力を垣間見ることができた。(日経産業新聞2013/10/17)


ここの所、トヨタを始め日産、ホンダが自動運転技術をお披露目している。世に認知されたのは、長野オリンピックの時にトヨタが始めて自動運転した時だった。しかしこの近年自動運転を注目させたのがGoogleである。USでは自動運転の検証実験が始まっている。

とは言え、餅は餅屋であらゆる観点で自動車会社が優っていると思われる。自動運転などの技術はホンダはasimoのロボット技術のデータを活かしている。トヨタもそうだろう。これらの蓄積されたデータはGoogleといえども簡単に手に入るものではない。またカーナビでも世界で一番詳細で正確である。海外の線だけのナビではGooglemapを使いたくなる気持ちもわかる。


東北の震災でもITSの音頭で各カーナビデータを使って、道路の使用可能状況を共有するビッグデータの正しい使い方を世界に示した。この事実一つ取っても、これからの自動運転技術には日本に一歩先を行けるものがある。

これらのセンサー技術を利用した新しい製品やサービスが今後脚光を浴びるものとなりだろう。別の記事でも、クラウドで堀場製作所とユニシスが共同で災害時などで運転手をサポートするシステムを開発したそうだ。居眠りまでも感知して警告するなど、あらゆる支援をして安全を確保できるそうである。

安全の値段は高いと思うが、はやく普及して欲しいものだ。トヨタは2010年半ば、日産は2020年頃、ホンダは未定との事だが、ここ10年以内に実現されそうだ。


でも運転は楽しみたい。


0 件のコメント:

コメントを投稿