2014年2月4日火曜日

ビデオカメラ ローテクが特徴付ける

JVCケンウッドが昨年末12月に少々変わったビデオを発売している。「赤ちゃんを対象にしたもので、その為に特化したもの」という位置づけらしい。と言っても赤ちゃんの動きに追随するようなハイテクでなく、ビデオカメラにスタンドを付けただけのものである。


しかし目から鱗で、私も机に置いて撮影するときは、小さなスタンドを付けて撮る事が多いが一々面倒である事は確かだ。しかも「世界最小・最軽量(発売時点2013年12月)を実現。どこへでも持ち歩ける手軽なので手軽に持ち運びができるビデオとしても使う事ができる。ベビー用でもある、大きさもベビー並みに小さいと言う事か。


ワンタッチでスタンドが出てすぐに撮影できるところが赤ちゃんに特化した「特徴」といえる。赤ちゃんは動きが激しいので写真よりビデオが向いているが、赤ちゃん見ながらビデオをセットするのでは面倒なはずで、便利である事は間違いないだろう。かなり特徴とユーザーを縛り込んだ製品だが、ベビー以外でもペットや簡単操作ができることで高齢者にも良いかもしれない。この製品は「ベビームービーGZ-N1」である。


JVCはそもそもスポーツカムのGC-XA2(新製品)をアクションカメラで出して、売れている。第二弾としてXA2が出ているので好評であることを裏付けている。アウトドアで使えるのはもちろん、4つのカメラをiPhoneで見る事ができるので、いろんな角度で撮影する事ができる。会議用やプレゼンに四隅に置く事もできるだろう。後で教育資料に使う事もできる。




カシオEX-FC400Sはデジタルカメラだが、自分のスイングを撮影して石川遼のそれと比較できる、これまたゴルフのスイングに特化した製品を出している。こちらの売れ行きは分かりかねるが、成熟した分野であっても、一つのアイディアでローテクであってもいくらでも魅力有る製品を作る事ができる良い例だ。


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