言ってみれば,ネットブックに近い考えで、端末であるスマホやPCでは特定のOSは要らない。ネットブックは起動用のOSがありデータやアプリがセンターにあるが、デスクトップ仮想化はその一歩先を行って、動いて居るのはクラウドにあるシステムである。タブレットや接続した端末は表示装置に過ぎないと言って良い。
デスクトップをサーバ上で稼働させる「VDI(Virtual Desktop Infrastructure:デスクトップ仮想化基盤)」が注目されて久しいが、実際に現実味を帯びてきたのは以下の理由がある。
- ネットが安定して高速になり、
- サーバーが高機能低価格が進み、
- 仮想化技術が高度に進化した
2014年01月06日 10時00分 更新ITMedia |
2014年2月10日 IT Leaders |
デスクトップ仮想化のメリット
- クラウドへの接続が可能であれば、どこにいても時間も関係無く仕事をする事ができる。
- タブレットなどの端末側にデータがないので、紛失したのセキュリティーが高い。またログイン時のアクセスコンロールもサーバー機能により容易に入り込むことが出来ない
デスクトップ仮想化のデメリット
- ネットがないと使えない。また海外ではネット環境が期待できない所があるので、エリアが限定される場合がある
- セキュリティーは強力だが、入られたら個別のPCから紛失する情報量の非でない量にアクセスされる可能性がある(但しこれは他のクラウドサーバーと同様)
ただ何でもそうだが一気にやると後戻りできないしリスクが極めて高くなる。この環境が運用出来るリテラシー含めた企業文化があることが前提だろう。教育など含めて検討するのが現実的と言う事だ。
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