2014年3月15日土曜日

ニフティ、クラウドでMSオフィス実行環境を提供 Windows Server 2003保守切れ対応にも有効

「ニフティは2014年3月13日、クラウドサービス「ニフティクラウド」上で、Microsoft Office実行環境を構築できるリモートデスクトップ サービス「Windows Server リモートデスクトップ接続 Microsoft Office(Standard/Professional Plus)」を同日から提供すると発表し た。」(ITpro 2014年3月14日掲載)

Windows XPの保守切れ対応が済んだと思ったら、2015年7月にはWindows Server 2003保守切れの対応が控えている。XPと違ってサーバーOSの移行には時間がかかる。直前で慌てても対応が間に合わない可能性があるので、少なくとも半年前から移行が必要だろう。来年7月に切れる事を考えると年内に終えておくと安心だろう。



実際サーバーで何を扱っているかにもよるが、業務アプリの場合は、業務スケジュールに合わせた移行が必要になる。経理などでは大きな決算が四半期毎(3ヶ月に一度)にくるため中々時間が取れない。一般にはお盆の7月〜8月の間、中間決算後の11月〜12月、予算編成が終わった2月〜3月の期間のどこか。と言った具合である。

ニフティのサービスの1ライセンス当たり利用料金は以下の通り。
  • リモートデスクトップサービス 570円/月額
  • Microsoft Office Standard     1700円/月額
  • Microsoft Office Professional Plus 2300円/月額


ニフティクラウドサービス」の特徴は以下の通りだが一般的と言える。

  • パブリッククラウドコンピューティングサービス
  • VMwareで仮想化されたサーバー資源を利用できる
  • 短時間で利用/停止できるオンデマンド性がある。
  • 時間単位の従量課金である。
  • 国内データセンター利用の為安全?
コスト的に特別安くはないが、サーバーに移管後は保守管理やライセンス管理(クラウドサービスのコンソールからライセンス数を都度変更が可能)が極めて簡易化されるので作業コストの削減も実現できる。Officeを中心に作業する業務などでは魅力的なサービスと言えるだろう。

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