「街角でスマートフォン(スマホ)やタブレット(多機能携帯端末)などをつなげて使う公衆無線LAN(構内情報通信網)の利便性が一気に高まり始めた。実効速度で毎秒200メガ(メガは100万)ビットと携帯電話の高速通信サービス「LTE」の約10倍に高速化し、ハイビジョン動画やオンラインゲームを快適に楽しめる環境が今年から来年にかけて広がる。」(2014/1/21 7:00 日本経済新聞 電子版)
これは朗報と言える。ショッピングセンターや車上でも、無線LANに勝手に接続しに来る事がある。接続したは良いが、これまた遅い場合の方が多い。その為WiFiを切ってLTEを使う事が良くあった。
しかしこれからは公衆無線LANが変わるらしい。新しい無線の基準である「IEEE802.11ac」が1月7日に策定された。これに合わせたものを利用したサービスが東京の池袋(KDDI)や表参道(NTT)の飲食店で始まったようだ。「同802.11n」は600メガだったが、acは7ギガなので理論上は10倍の速度になる。
IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineering)は1月7日(米国時間)、米国・ラスベガスで開催されている展示会「2014 International CES」で新世代無線LAN規格「IEEE802.11ac」を正式承認したと発表した。http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1401/08/news115.html
この記事では公衆無線LANの話ではあるが、家庭においてもメリットがある。acは反射波なども利用できるマルチアンテナ技術を使っているため、家庭内のいろんな障害で邪魔されていた劣化が改善されるだろう。またnの場合のベースであった2.4GHzは家電などとも干渉していたため(同一周波数帯)これも電波が障害される一因となったいた。acは5GHzなので家電などの電波にも強いと言える。
やはり大きなデータを扱っているときに速度が速くなるのはストレスが軽減されるし、動画などを見る場合でもストリーミングなどがスムーズになるだろう。
こうなるとLTEを使わなくても、という考えも出てくるだろう。タブレットなどのモデルもLET対応ではなくWi-Fi用で本当に問題無く使えるようになるだろう。LETや今の公衆無線LANでは外出先で新聞アプルを使うとロードが遅くてイライラしてくる。自宅では問題無く使えるのに外出先で遅いのは使う機会を失い兼ねない。他の情報も同じ事で繋がる事と利用できる事は違う。2015年を目処にNTTなどは首都圏の主要エリアに展開するそうだ。
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