「米Apple(アップル)が、スマートフォンなどのモバイル端末向けカメラアプリを手がけるオーストラリアの新興企業、SnappyLabsを買収したと、TechCrunchやRe/codeなど複数の米メディアが現地時間2014年1月5日までに伝えた。(2014/1/7 6:30 日本経済新聞 電子版)
SnappyLabsは豪メルボルン大学で電気工学の博士号を取得したJohn Papandriopoulos氏が1人で運営していた会社。iPhone 5で8Mピクセルの画像を1秒間に20枚、iPhone 4Sでは8Mピクセルの画像を12枚まで撮影できる。アスペクト比(写真の縦横比)は4:3, 16:9, 1:1, 3:2, 7:6, 5:4まで変えられる。ズームは最大6倍でロスレス、シャッターボタンは押しっぱなしで連写ができる。
スポーツに強いEOS-1D(一眼レフカメラ)でさえ12枚/秒である事を考えると、画素数など低いとか他の要素は別として、これは異常に多い連写数と言える。
しかし、残念な事に今はiTunesで購入する事が出来ないし、サイトも閉鎖されている。
アップルの目的は不明というが、明らかにカメラの性能をソフトで上げる事が可能になる。大きくなるiPhoneへの期待にそった製品がメーカー自ら標準搭載する事ができるというわけである。今年のiOS7のバージョンアップでリリースしてくれる事を期待する。
ビジネスの観点からは、使う側より開発側が凄いことになりそうだ。iPhoneの機能に足りないアプリでかつ便利なものを開発すれば、アップルだけでなく他社(Googleなど)も買収に来るかも知れない。
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