2013年12月5日木曜日

アップル 相次ぐ買収と特許の意味するところは

アップル、データ分析会社トプシー買収-外部技術の取得加速とか
アップルツイッター分析のトプシー買収ー200億円とか

<買収>
ブルームバーグとウォールストリートジャーナルのタイトルからだが、最近イスラエルのPrimeSenseで3Dモーション技術を手に入れたばかりで、こんどは情報分析である。トプシーはツイッター上のつぶやきのほか、消費者心理の追跡に役立つその他の情報を分析するツールを提供している。トプシーのツールは、特定のワードがツイートされる頻度の把握、ある話題について影響力のある人の特定、イベントやキャンペーンの露出度の計測を実現する。

WSJはiTuneと組み合わせてネットラジオでの選局や、つぶやきで話題の曲をユーザーに知らせて購買に結び付けるなど、あるのではないかと想定している。


<特許>
一方で特許申請もあった。「顔認識による端末制御技術の特許」である。特許は、顔検出と顔認識に基づく「iPhone」などの機器へのアクセス方法を予想させる。具体的には、ユーザーの顔がパスワードとなり、そのユーザーだけが電話に出たり、他の作業を実行したりできるようになる、というものだ。


提供:Apple/USPTO


アップルは昨年、指紋センサーメーカーのオーセンテックを買収し、iPhone5Sに指紋認証機能を搭載した。またナビゲーションソフト会社の買収で取得した技術を用いて、地図ソフトウエアを改善させている。

今回の買収と特許には、関連があるとは思えないが、先の3Dと顔認証は単なるセキュリティだけでなく、顔の表情を読み取ってコマンドを実行するなど別の使い方が予想できる。

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