2013年12月25日水曜日

流出リスクを抑えるGoogle設定のポイント

「Googleが提供する無料のネットサービスは種類が豊富で、複数のサービスを利用する人も増えています。サービスの種類が多岐にわたるだけに、いったんユーザー情報などが流出すると、様々なサービスに影響が及び、ダメージが大きくなる可能性があります。情報流出のリスクを抑えるためには、どのような点に気をつけるべきなのでしょうか。ソーシャルメディアの動向を伝えるウェブサイト「SMMLab」の担当者がポイントを解説します。」2013/12/25 7:00 日本経済新聞 電子版


現在60以上のサービスを提供するGoogleだが、公共団体や大学などで情報を公開してしまう事があった。これはGoogleがアカウントを纏めるために「Googleアカウント」ひとつで各種サービスができるようになった頃から始まっているらしい。

当然だが、一つのアカウントで各種サービスを使っているので、どこかのサービスでアカウントを盗まれたら、すべてのサービスで被害を被る可能性がある。

Googleアカウントを安全に利用するための注意点


1.安全なパスワードを作成する

基本の基本だが、以下がポイントか。誕生日などを使うのは問題外だが、それでも以下の三点を守れば、ひとつやられても他は助かる可能性もある。

① 他で使って居る多くのパスワードを同じものにしない、
② 桁数は8桁以上にする
③ 英数字大文字などを組み合わせる
④ できれば定期的に変更する

2.不審なログインは自分でチェック



いわゆるアクセスログのチェックだが、いつアクセスしたかなんて実際は分からない。しかし明らかにおかしい地区からログインされていたりすれば、それは不正にアクセスされた可能性がある。パスワードを変えておくのが無難と言えるだろう。




3.「2段階認証プロセス」を利用する


利用価値が高いと思われる。著者も利用しているが、非常に簡単で面倒がない。ログインを繰り返し行うアプリだとどうかと思うが、設定は下記画面通りにすれば良い。








例えば、MacでEvernoteにログインするとき、
① Evernoteのログイン画面が出てくるが、それをクリアすると
② Google認証の数字を入れる画面がでてくる。
③ 登録したiPhoneにログインキーが送られてくる
④ Authenticator(Google認証アプリ)をタップしてログインコードを確認する
⑤ コードを②に入力する

④では、表示後数秒以内に入力しないと、また数字が変わってしまう。
ステップに書くと煩雑そうに見えるが、あっという間に完了できる。大事なデータを扱う上ではもはや必須では無いだろうか。

4.「Me on the Web」を利用する


これは不正を早く検知する上では有効だ。筆者も利用している。自分に関する検索結果や他人に表示されるプロフィルを確認できる。個人情報(メールアドレス、電話番号など)がオンライン上に公開されたときに、アラートを受け取ることもできる。画面下に作成とでるので、ボタンを押すと登録してあるアドレスが一覧ででてくる。管理から外したいものは削除できる。



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