「日本マイクロソフトは2013年12月25日、Windows7向けInternet Explorer 11(IE11)の
自動アップグレードを2014年1月第2週より順次開始すると発表した。海外ではすでに自動アップグレードが始まっている。IE11は11月8日に公開され、現在日本ではダウンロード版にて提供されている。」(2013/12/26 23:00 日本経済新聞 電子版)
基本的にIE11の機能は、Windows8.1で更新された機能を有効に使う、もしくはその更新された機能そのものを利用するものらしい。例えばタブレットでIEは一度に1画面しか開くことができなかったが、Windows8.1の機能で画面サイズが変えられるようになったので、IE画面を複数表示可能になる、などがある。その為かWindows 8ユーザーは、Windows 8.1にアップグレードしなければIE11の新機能が使えない。
1月第2週からの自動アップグレードの対象
対象は以下になっているので、タブレット機能を使う恩恵はない所での通常のバージョンアップで、Windows Updateの自動更新機能で「重要な更新プログラム」として自動配布される。
① Windows 7 SP1(x64/x86)および
② Windows Server 2008 R2 SP1(x64)
日本マイクロソフトによると、以下の機能強化がなされている
① ウェブサイトの表示が30%高速になるなどのパフォーマンス改善のほか、
② セキュリティやプライバシー、信頼性の向上を実現しており、
③ プラグインなしで3D画像やビデオが再生できるなど、より快適にリッチなコンテツが楽しめるとしている。
■ 業務システムがIE11に対応していないなどの理由で自動アップグレードを延期したい企業に対しては、IE11の自動更新を無効化するためのツールキットを提供している。
業務アプリの中では、実際動作していても、それを保証していないケースもあるので、パッケージを使っている場合は要注意。問題が起きでもサポート対象外に成る場合がある。
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