2013年12月21日土曜日

マウスに変わる新入力デバイス

「慶応義塾大学 稲見昌教授らは、マウスにかわる入力装置を開発した。肌を指で押してその力の大きさや向きをもとに機器を操作する。 押した感覚が自分で得やすく、空中で指を動かすと言った手法に比べて高齢者などが使いやすいとしている」(日経産業新聞2013/12/21)

形状は腕輪のようになっている。これを2個5〜7cm離してセットする。その間で指をあてて腕の皮膚を動かして操作する。これを輪の赤外線センサーが読み取ってPCなどに伝える方法だ。




一応PCのマウス代わりと言っているが、これはウェラブルコンピュータに応用する方が実用的だろう。高齢者用というがこれは無理がある、片方の腕にもう一方の手の指で触れるのは手の全体を交差させるし、使い勝手を考えるとどうしても腕を上げることになるだろう。そうなると空中ジェスチャーと変わらないし、腕輪を付ける負担もない。

ジェスチャーに取って変わる事はできない。しかし腕時計型の両端に設置すればタッチとは違う動きや、表示面以外のベルト部分で他のデバイスや機器を遠隔操作させることができるだろう。

ビジネスでもポテンシャルも高そうだが、うかうかしていると海外IT企業にロボット会社のように買われてしまうかもしれない。慶応〜らの「ら」が誰をさしているか分からないが企業であれば買収も有るうる。Sonyあたりが買ってゲームデバイスやスマホに適用してiPhoneにも対応してくれれば一番良いのだが。

どこが製品化するにしても、いち早くそれをビジネスに取り入れられれば他社を引き離す機会にもなり得る。このデバイスに限らず先端技術をうまく使った所にアドバンテージがある。

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