「米Google(グーグル)は現地時間2013年12月17日、めがね型ウエアラブルコンピュータ
「Google Glass(グーグルグラス)」のソフトウエアアップデート「XE12」を発表した。セキュリティを強化したほか、ウインク操作など新機能を追加した。また、iOS向けのGoogle Glass専用アプリケーション「MyGlass for iOS」をリリースすることも明らかにした。」(2013/12/20 6:30 日本経済新聞 電子版)
(2013/12/20 AFP)
GoogleGlassのアップデートソフトXE12により以下の機能が追加されている。
① ウィンクで操作する機能
写真撮影のみの機能らしいが、店舗での支払などにも展開したいようだ。Google+で使い方を考える呼びかけをしているらしい。簡単そうで難しい感じだが、両手が塞がっている時に支払ができるようになると、それは使える機能だ。写真機能は右目でのウィンクと言うが、右しか無いのに瞬きかウィンクか判断できるのか?誤動作が多そうな気がする。
(2013/12/20 6:30 日本経済新聞 電子版)
② 動作などをロックする機能
使用者以外の利用の防止が主な使い方のようだ。①が可能なら、簡単に支払に使われてしまう所からこの機能がついたのだろうか。しかしスワイプやタップなどの正しい動作を行うと解除できるという。そんな簡単に解除できて良いのか?とも思うが、トレードオフだろうか。
③ 動画をダイレクトにYouTubeにアップできる機能
これは今取っている動画の事だろう。だとするとタダでさえ個人情報がと言われているのに、どうなっているのだろう。自動で上がったら取り返しの付かない動画が蔓延するかも知れない。
ただビジネスで考えると目の前の作業を動画で取って、それがYouTubeのクローズドエリアにアップロードされるのであれば、機械操作などの動画マニュアルが即座に作成でき、同時にデリバリーできる事になる。
「YouTube」で動画を限定公開にする方法
「米SNSフェイスブック(Facebook)やツイッター(Twitter)、大手報道機関などはすでにグーグル・グラス用のアプリ開発を進めている。買い物をしたり、天気予報を見たり、動画のリアルタイム配信を他の人たちと共有したり、AR(拡張現実)ゲームを楽しんだりするような使い方が提案されている。
グーグル・グラスの一般向け発売日は発表されていないが、2014年初頭に発売されるのではないかとの見方が有力だ。」(2013/12/20 AFP)
一般に売られるのは歓迎だし、iOSでも使える様にしたのは太っ腹だが、シェアを取りに来た感じもする。アップルはGoogleGlassのようなAR系の噂はないが、ゴーグル型のメガネの特許を取ったし、NTTでもゴーグル型を推進しているようだ。ただこれらはバッティングしない分野だと思われるので、やはりアップルでも別の形でApple Glassを出して欲しい。マトリックスのサングラスのようなカッコイイものを出して欲しい。
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