2014年2月15日土曜日

Microsoft、Office 365でPower BIを正式公開― 会社内外のビッグデータを分析してビジュアル 化できる強力ツール


「半年以上にわたって限定プレビューを続けた後、今日(米国時間2/10)、Microsoft
はPower BI for Office 365を正式公開した。これはOffice 365のエンタープライズ・ユーザー向けの強力なビジネス・インテリジェンス・ツールだ。ユーザーはExcelと同時に利用することによって巨大なデータセットを自然言語で検索し、モデル化して分析することができる。またExcelに加えてPower ViewとPower Mapを使うことで簡単に高度なビジュアル化が可能だ。」(by View Staff Page, jp.techcrunch.com


以前にもブログで紹介していたが、正式に公開されたらしい。日経コンピュータで超EXCELと言うタイトルで多くのリアルタイム分析ツールが紹介されていたが、マイクロソフトはなかった。



Power ViewやMapに関しては専用サイトにア

クセスすると動画を交えた解説がある。

見慣れた画面からビッグデータの分析ができるので、ユーザーに取っては使い勝手良いかも知れない。しかし専用サイトにも開設があるが、Power Pivotなどを扱うには分析言語を少々勉強しなければならない。マクロを理解した方なら問題無いだろう。



しかしながら現時点で残念なお知らせ?が2点有る
① 公開されたとは言え、Power BIのホームは英語になっており日本化は先になるだろう。
② Power BIのホームにもあるが、タイトルが for Office365になっている。


②に関しては、これは前提条件になるのか、今後は変わるのかはわからない。まずはOffice365のユーザーから提供するというものだろう。恐らくだが、まだ製品として進化する部分もあり、初期リリースとしてクラウドベースになっているのだろう。

USではこんな高度なデータサービスも始まっているようだ。この事を考えても英語圏外のリリースはまだ先になることが予想される。
Power BIの最大のセールスポイントはQ&Aツールだろう。ユーザーはデータセットに対して自然言語で問い合わせができる。ニューヨーク市がープンAPI
を通じて公開しているデータを調べようとしているとしよう。たとえば「スーパーボウルが開催された日曜日の騒音の苦情を平日と比較する」と入力すると、Power BIがユーザーに代わって適切なクエリーを発行し、その結果を教えてくれる。このテクノロジーはMicrosoft Researchと検索エンジンのBingのチームの共同で開発された。

身近にビッグデータを分析して、自社製品、商品開発や販売計画その他多くのアクションに結び付ける。そんな時代が予想以上に速く来そうだ。Microsoftのこの動きはEXCELで使える所が味噌で有り、ビッグデータの分析に拍車をかける製品と言えるだろう。

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