2013年11月3日日曜日

悪天候でも人物認識 電波カメラ

iPhone、Nexus5とスマートフォンは元気が良いが、最近のNTTグループの躍進も目覚ましいものがある。本体のNTTでは日産自動車と最先端の「電波カメラ」を開発しているそうだ。NHK技研が2010年7月に論文もだしている。

電話カメラの特徴は、雨などの水分が多い状況でも赤外線に比べて吸収されにくく、その為濃霧や雨などでも、遠くを見渡すことができる。この技術は、人や物からでる微弱なミリ波という電磁波を読み取るそうだ。



道路脇に置いた電波カメラで交差点を監視して、その状況をクラウドを通してスマホなどの情報端末に送信することができる。これは先般から言われていた自動運転のサポートにもなる事からか、日産自動社が参加してるのだろう。

それにしても、この技術ダイハード的な映画でもすでに披露されていたが多くはサーモグラフのような熱感知が多かった様に思う。NHKは災害などで、壁の向こうに取り残された人達の救助などに使えると言っているが、これなどは軍需的な臭いも隠せない。

やはり先端技術は生活に役立つものとして、平和利用が望まれる。自動車などは典型的だ。安全確保のセンサーだけでなく、電波カメラの映像の解析で危険度を探る。路地から飛び出しそうな人を感知して、ブレーキをかけるなど応用が聞くだろう。

もっと精度があがれば、手術中に目で見えない奥の内蔵の様子など、ミリ波の強弱で判断できるようになれば、成功率も上がるだろう。大がかりではあるが安全を得るためにビジネスに使える技術と言えるだろう。


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