2013年11月5日火曜日

米アップル、アリゾナに部品工場 IT製品でも「米回帰」

米アップルは4日、米南西部のアリゾナ州メサに部品工場を新設すると発表した。精密部品の保護に有効な透明材料のサファイアを使った部品を生産する。米ゼネラル・エレクトリック(GE)、米フォード・モーターなどに続き、IT(情報技術)に関連した高付加価値製品でも「製造業の米国回帰」の動きが目立ってきた。(2013/11/5 11:30 日本経済新聞 電子版)

当然そうあるべきだと思う。簡単な機械装置ならいざ知らず最先端の技術を提供する会社は根幹部分は地場で生産した方が良い。PCの組み立てでも、HPは中国から日本に組み立てを移管したことは良く知られている。これらはやはり品質にあった。日本で組む方が早く正確に出来ると言う事だ。結局スピードはコストを軽減させる効果がある。


1台あたりの時間単価を計算すれば、効率の良い日本で作ってもさほどコスト的に差がなければ、サービスレベルの向上を目指して日本国内で作るのが妥当と考えるのは至極当然で合理的である。


これと同一には語られないが、新しい技術を製品化するにはアップルの判断は非常に正当で、今後の製品に期待できる事を示す事実である。

日本企業も猫も杓子も海外、東南アジアでなく、日本で工場の再生を検討しても良いのではないか。日本には精巧なロボット技術も多く在る。単純な連続作業などを極力自動化する事でコストを下げる事ができるだろう。ITをもっと活用する事で、必ず勝てる日本になるだろう。米国企業の後塵を拝する事なく、日本も生産拠点を再検討するべきだろう。


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