2013年11月25日月曜日

日本MS、Excelでビッグデータ解析に参入


日本マイクロソフトは2013年12月にも、Excelを利用してビッグデータの解析を可能にする製品群「Power BI」の提供を開始する。社内やWeb上にある非構造化データの取得を支援する「Power Query」や、地図上に分析結果を表示できる「Power Map」といったExcelのアドオン機能を新たに提供。これらの機能を、既に提供済みであるExcelのデータ統合機能やSQL Serverの分析機能、SharePointの情報共有機能などと組み合わせることで、Excelをユーザーインタフェースにした、非構造化データを含めたビッグデータの分析を支援する。(日経コンピュータ2013年11月28日号)

これは朗報かもしれない。ビッグデータの解析には統計言語であるRなど一般には馴染み難いものを利用するケースが多いが、EXCELがUIになる事でぐっとハードルが下がるような気がする。

とは言え使いこなすには、それ統計手法そのものを理解している必要がある事は確かだ。詳細はEXCEL BLOGを参照すると良い。Power Mapでは、はやりの地図上にデータをおいて3D表示できる事もあるので、利用勝手がありそうだ。マイクロソフトはやはり既存のツールを活用してそれを発展させるサービスを提供する事が、ユーザーにも利便性の高い製品になるではないだろうか。





このPowerシリーズによって、ビッグデータならずとも相当数集まった企業内データの整理ができるだろう。より詳細な分析が可能になれば、次の施策に結びつく。このようなツールは使うと使わないでは雲泥の差になる事がある。早期に利用した方がアドバンテージ取る事は明らかだろう。これらのツールは営業分野だけでなく、管理部門でも利用できそうだ。一層に利用研究が重要になるだろう。

こちらからプレビュー版がダウンロードできる。


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